朝倉家具
着物を着る機会が少なくなった現代において、桐箪笥もあまり見かけなくなりました。
しかし、朝倉家具さんの工場には、今もお客様から古い桐箪笥が持ち込まれ、職人さんたちの伝統の技により、息を吹き返していました。
「あたら」とは、ものごとの価値が失われていくことを惜しむさま。
私たちのブランド、「あたら-もの」の象徴といえる「箱膳」には、この技術を活かしたいと思いました。
昔から受け継がれたものを、現代の暮らしにフィットさせること。
それこそが伝統であり、歴史の一部となって次の世代にバトンを渡したい、そう願っているからです。
あたら-もの ディレクター 萩原 健太郎