光春窯

波佐見焼では、分業制により、日々大量のうつわを製造しています。

産地には、さまざまな色柄、かたちのうつわがあり、特徴がないのが特徴、という風に感じていました。

でも、言い換えれば、クライアントのあらゆる要望に応えられる経験や知識、技術があるわけです。
豊富な選択肢に迷った私たちは、波佐見町を歩き、歴史や文化を学びました。

そして、「くらわんか碗」や「コンプラ瓶」といった個性的な波佐見焼と出会い、それらをモチーフに、リデザインを繰り返し、現代の暮らしに寄り添ううつわを完成させたのです。

あたら-もの ディレクター 萩原 健太郎