新潟県
箱膳 HAKOZEN
朝倉家具
現代に蘇る暮らしの“相棒”
昭和初期まで使われていたといわれる“むかしの道具”「箱膳」を現代に蘇らせました。
一人分の食器を収納できて、蓋を外してひっくり返せば、お膳になるという使い方はそのままに、並べてくっつけて家族と食卓を囲めたり、縦に積み重ねて収納できたりと、便利さを加えました。
食事のとき以外でも、気持ちの良い場所に持ち出して、本を読んだり、ノートパソコンを広げたり、“相棒”として、いつもあなたのとなりに。
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新潟県
朝倉家具
新潟県
朝倉家具
現代に蘇る暮らしの“相棒”
昭和初期まで使われていたといわれる“むかしの道具”「箱膳」を現代に蘇らせました。
一人分の食器を収納できて、蓋を外してひっくり返せば、お膳になるという使い方はそのままに、並べてくっつけて家族と食卓を囲めたり、縦に積み重ねて収納できたりと、便利さを加えました。
食事のとき以外でも、気持ちの良い場所に持ち出して、本を読んだり、ノートパソコンを広げたり、“相棒”として、いつもあなたのとなりに。
【あたら‐もの 箱膳 HAKOZEN】には、伝統的工芸品である新潟県の「加茂桐簞笥」の技術が活かされています。
まず、重要になるのが、見た目の美しさや変形のしにくさを考慮して、木目のレイアウトを決めていく「木取り」。機械化することができない、職人の経験が必要な作業です。
おもに着物を収納することが多い桐箪笥においては、万が一、火事が起きても、水をかければ桐がふくらみ、なかの着物が守られるように、密閉性が大切になります。
そのため、釘ではなく、ほぞ組みで組み立て、1枚の紙も通らないほど、ていねいに鉋で仕上げます。
【あたら‐もの 箱膳 HAKOZEN】では、底板に桐を採用。桐はやわらかいので、置く際に音を吸収するという利点があるからです。メインとしては、軽くて、木目が美しく、高級感があり、そして時を重ねるごとに、色合い、風合いが増していく、国産の栗を採用しています。
最後、底面にロゴの焼印を入れて完成です。
朝倉家具の本社がある新潟県加茂市は、伝統的工芸品の加茂桐簞笥で知られます。
また、隣接する燕三条は金物の地域として有名で、ノミやカンナなどの家具づくりに欠かせない道具の刃物の供給、加工の面などにおいて、密接な結びつきがあるのだとか。
写真は、加茂市の名所「青海神社」です。
朝倉家具は、1950年に桐箪笥の製造元として創業。
現在は、家庭用の家具から、公共施設の什器の製作、古い家具の修繕まで行っています。
できるだけ日本の木を使うことにこだわり、桐箪笥の製作で培った伝統の技術をベースに、日々の暮らしを輝かせるような製品を生み出し続けたいと考えています。