福井県
箸
株式会社 マツ勘
ディテールにあらわれる使い心地
江戸時代の初期、小浜藩のお抱えの塗師、松浦三十郎が中国の漆器を真似てつくり、藩主の酒井忠勝に献上したのが、若狭塗の始まりとされています。
以降、三十郎の弟子たちが技術を発展させ、小浜藩の産業として保護奨励され、世間に広く知られ、今では若狭塗箸は、日本の塗箸の7割以上の生産量を占めるほどになりました。
貝殻や卵殻を漆のなかに埋め込んだ雅な文様が伝統ですが、【あたら‐もの 箸】は、毎日使ってほしいという思いから、あえてシンプルにしました。